日本歯科材料工業協同組合 理事長 横江 浩司

このたび、日本歯科材料工業協同組合理事長を拝命しました横江でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。理事長就任にあたりご挨拶を申し上げます。

まず国民医療の発展により,我が国の平均寿命が延びる一方で、65 歳以上の高齢者の総人口に占める割合(高齢化率)は、2019 年の段階で高齢化率は 28.4%にまで上昇しており、2065 年には38.4%に達することが予想されています。

世界保健機関(WHO)が2000年に定義した「健康寿命」の延伸を実現すべく、歯科界では歯科疾患と全身疾患への影響、さらに口腔ケアを支えている歯科器材の正しい使用方法等、国民の皆様への啓蒙活動の推進が不可欠です。これらの活動を続けていく事により、国民の皆様の“口腔健康の向上”を図れると共に、“健康寿命の延伸”に必ず寄与できるものと考えております。

また、昨今のデジタル化の流れに伴い多くの新規事業・サービスが創出されています。新しいヘルスケアサービスが健康長寿社会の形成に向け、公的保険制度と連動し、個々のニーズを充足するように取り組みがなされています。

更に、これまで業界として取り組んでまいりました歯科材料における規格作成、新事業創出のための環境の整備、製品・サービスの品質評価の仕組みの構築等、継続して考慮すべき様々な課題があると考えております。

これらの課題への取り組みを通じ、65年あまりの歴史ある日本歯科材料工業協同組合を更に発展させ、日本の歯科医療の発展に寄与すべく努力を続けていく所存でございます。

関係各位の皆様の一層のご理解、ご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。